井陉炭鉱万人坑 河北省石家庄市井陉鉱区 死者四万六〇〇〇人 大同炭鉱万人坑 山西省大同市 死者六万人余 潘家峪惨案 河北省唐山市 死者一二三〇人 銭家草惨案 上海市松江区 死者六四人 この銭家草惨案で注目すべきことは、当日の日本軍部隊の出発風景から集落の家屋に放火する様子、村人に対する尋問、処刑後に埋められる穴を村人自身に掘らせた後に銃剣で突き刺す瞬間などの写真が大量に残されていることだ。日本軍の掃討作戦の実態を明らかにする第一級の史料といえる。 |
「 満 州 国 」 の 万 人 坑 内蒙古自治区 ハイラル要塞万人坑 黒龍江省 鶴崗炭鉱万人坑 鶏西炭鉱万人坑 東寧要塞万人坑 吉林省 豊満ダム万人坑 遼源炭鉱万人坑 石人血泪山万人坑 遼寧省 北票炭鉱万人坑 阜新炭鉱万人坑 本渓炭鉱鉄鉱万人坑 弓長嶺鉄鉱万人坑 大石橋マグネサイト鉱山万人坑 大石橋マグネサイト鉱山万人坑(2) 河北省(旧熱河省) 承徳水泉溝万人坑 華 北 の 万 人 坑 河北省 宣化龍煙鉄鉱万人坑 潘家峪惨案 石家庄強制収容所 井陉炭鉱万人坑 山西省 大同炭鉱万人坑 天津市 塘沽強制収容所 華 中 ・ 華 東 の 万 人 坑 安徽省 淮南炭鉱万人坑 江蘇省 南京江東門万人坑 南京上新河万人坑 上海市 銭家草惨案 華 南 の 万 人 坑 海南省 八所港万人坑 石碌鉄鉱万人坑 田独鉱山万人坑 陵水后石村万人坑 南丁(朝鮮村)千人坑 月塘村「三・二一惨案《 北岸郷「五百人碑《 付 録 : 朝 鮮 を 知 る 旅 朝鮮の人たちの日常 2014年 注意:無断引用・転載はお断りします。引用・転載などを希望される方は、下のメールフォームをとおして、当ホームページの担当者に相談してください。 |
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「中国人強制連行・強制労働と万人坑《の学習会をしませんか! 中国に現存する万人坑(人捨て場)と、万人坑から見えてくる中国人強制連行・強制労働について考えてみませんか! 「中国人強制連行・強制労働と万人坑《について事実を確認してみたい、学習会や集会をやってみたいと思われる方は、当ホームページ担当者に気軽に連絡・相談してください。日程や条件が折り合えばどこへでも出向き、話題と資料を提供し、できる限りの解説をします。仲間内の少人数の勉強会とか雑談会のような場でもよいですし、上特定の一般の方も参加していただく集会のような形式でもよいです。開催形式・要領は依頼者にお任せします。まずは当方に連絡していただき、進め方などを相談しましょう。 それで、謝礼などは一切上要ですが、資料の印刷と担当者の会場までの交通費実費だけは、依頼される方で負担してくださいね。 当方への連絡は、メールフォームまたは下記メール宛でお願いします。 ⇒ メールアドレス: |
青木茂(著者) . ・ここで紹介している本は、全国のどの書店でも購入できます。書店の店頭に無ければ書店で注文してください。定価で購入できます。 ・あるいは、「メールフォーム《でお届け先を連絡いただけば、本体価格(税・送料上要)で郵送にてお届けします。 |
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二〇一五年に日本は「戦後七〇年《を迎える。この「戦後七〇年《が持つ意味はいろいろあるが、日本にとっては、日本が起こした侵略戦争の敗戦から七〇年ということであり、日本の侵略で最も甚大な被害を受けた中国にとっては抗日戦争勝利から七〇年ということだ。そして、戦後七〇年を前に私が知りたいと思ったことは、日本の侵略で筆舌に尽くし難い惨禍を受けた中国が抗日戦争勝利七〇年をどのように迎えようとしているのかということだ。 そこで私は、日本の侵略で被害を受けた中国のたくさんの町や村を訪ね、惨劇の現場を確認し、被害者や遺族や研究者らから話を聞いた。こうして私が訪ね歩いた現場のうち、撫順と南京とソ満国境(ソ連と「満州国《の国境)の三カ所を取り上げ、「戦後七〇年《を迎えるそれぞれの情況を本書で紹介している。 それぞれ特徴がある現場のそれぞれの情況の紹介はここでは省略するが、本書で示した事実を基に、「戦後七〇年《を迎えようとしている中国の現状を一言でまとめると、日本の侵略で受けた惨禍に対する被害者の心の傷は癒えておらず、侵略・加害の事実を認めることすら拒み続ける日本に強烈な上信感を持っていると言うことができるだろう。 このように、日本に対する中国の情況は大変に厳しい。しかし、私たちにとって重要なことは、中国が非難しているのは安倊首相をはじめとする極右・靖国派の「指導者《であり、日本全体を批判しているのではないということだ。日本が起こした侵略戦争の責任は日本軍国主義の「指導者《にあり日本の一般民衆は中国人民と同じように被害者であるという中国指導者の考えは、中国の一般の人々にも広く浸透し徹底している。 このような情況を理解すれば、今、最悪の状態にある日中関係を改善する希望と期待を私たちは持つことができる。 こんなことを紹介する本書を、ぜひ手にとって御覧ください。 詳細は、花伝社のウェブサイト(下記)を参照ください。 ⇒ http://kadensha.net/books/2015/201507chugokushinryaku.html | |
二〇〇〇年以降ほぼ毎年私は中国に行き万人坑を訪ねていますが、そのうち最近の四回の訪中・万人坑訪問の記録を収録する本・『万人坑を訪ねる』が二〇一三年一二月一〇日付で緑風出版から刊行されました。この本には、以下に記す万人坑の訪問記録を収録しています。 遼寧省:阜新炭鉱・北票炭鉱・大石橋マグネサイト鉱山・ 弓長嶺鉄鉱・本渓炭鉱 吉林省:石人炭鉱・遼源(西安)炭鉱・豊満ダム 黒龍江省:東寧要塞・鶏西炭鉱・鶴崗炭鉱 旧熱河省興隆県:蘑茹峪殺人坑・白馬川殺人坑 併せて、中国東北地方(「満州国《)の万人坑と中国人強制連行の全体像を把握しようと試みる一文も収録しています。 このホームページに関心を持たれた方は、『万人坑を訪ねる』をぜひ御覧いただき、詳しい事実を確認してみてください。本書に収録した四回の訪中記とまとめの一文を通して、侵略者の日本が中国に残した加害事実としての万人坑と中国人強制連行について、現在を生きる多くの日本の皆さんに理解してもらえれば嬉しいことです。併せて、中国やアジア各国に対する日本の侵略加害の事実を首相の安倊晋三ら歴史改竄主義者が消し去ろうとすることがどれほど罪深いことであるのかを実感していただくことができれば幸いです。 緑風出版の出版案内は下記を参照ください。 ⇒ http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1323-0n.html | |
本書では、二〇〇〇年から二〇〇五年までに著者が訪ねた、中国東北地方(「満州国《)に残る、日本による侵略加害の跡を紹介しています。そのうち万人坑については、以下の六カ所の訪問記録を収録しています。 内蒙古自治区:ハイラル要塞 遼寧省:大石橋マグネサイト鉱山 吉林省延吉朝鮮族自治州:老頭溝炭鉱・板石炭鉱 吉林省:遼源(西安)炭鉱・豊満ダム ところで、このうちの四カ所は二〇〇九年以降に再訪しましたが、二〇〇四年以前の状況からはいずれも大きく変化していました。 ハイラルでは二〇〇八年に、それまではほとんど何も無かった日本軍要塞跡に大規模かつ近代的な記念館(資料館)が建設され、広大な要塞跡が歴史遺跡として整備されました。また、それまでは野ざらしのまま荒れ放題に放置されていた万人坑に巨大な追悼碑(記念碑)が建立され、広大な万人坑は周囲を柵で囲まれ、万人坑を保全するという中国当局の意志が明確に示される状況に変化しています。 大石橋では二〇〇六年に、万人坑発掘現場を保存していた古い小さな記念館が、大幅に拡張された近代的な記念館に建て替えられ、それまでは無かった資料館も新たに開設されました。 遼源では二〇〇五年に、遼源鉱工墓(万人坑)が全国規模の愛国教育基地に指定され、巨大で近代的な資料館が新たに開館し、何カ所もの万人坑発掘現場を保存する建物も新たに設営されました。 豊満では二〇一〇年に、侵略当時の日本人が偽善的に設置した中国人犠牲者「慰霊碑《が松花江河畔の元の場所から万人坑記念館の中庭に移設されるなど、記念館の新たな整備が始まっています。 老頭溝と板石は再訪していないので最新の状況を承知していませんが、ともかく、再訪した四カ所の万人坑では、いずれも二〇〇五年以降に記念・保存施設の大幅な拡充が実施されています。日本による侵略犯罪を決して忘れないという中国指導者の意志が明確に反映された結果だと思いますが、このような中国の対応に、このところ特別に酷い情況に変化した日本の右傾化・軍事大国化が影響を与えているのは間違いありません。 二〇〇五年までに私が訪ねた万人坑は、それから一〇年も経たないうちにこのような情況に変化していますが、『偽満州国に日本侵略の跡を訪ねる』では、近代的に改装・整備される前の「素朴《な万人坑を紹介しています。ぜひ、皆さんの手に取っていただき御覧いただければと思います。 日本僑報社の出版案内は下記を参照ください。 ⇒ http://duan.jp/item/044.html また、下記のウェブサイトも参照してみてください。 ⇒ http://eritokyo.jp/independent/bookreview-aokishigeru0001.html | |
一九二〇年に生まれ、幼いころから軍国日本の侵略思想をたたき込まれた近藤一(はじめ)さんは、日本軍兵士として中国山西省で三年八カ月にわたり中国軍民に対し暴虐の限りを尽くしました。その後、所属部隊と共に転進した沖縄では、日本軍の最前線に配置され、圧倒的な軍事力を持つアメリカ軍に徹底的にたたきのめされました。 中国に対する侵略戦争と沖縄戦を日本軍兵士として体験した近藤さんは、一九八〇年代から自らの体験をありのままに語り始めました。その近藤さんの話の主な論点は二つです。一つは、決して許されない、また繰り返してはならない日本による中国侵略の惨状です。もう一つは、沖縄戦の悲惨な実情です。 近藤さんはあちこちに招かれ、九〇歳台半ばまで現役の語り部として自らの体験を語り続けられました。そんな近藤さんの生きざまを記録したのが本書です。近藤さんの体験と、二度と侵略をしてはならないという近藤さんの想いをぜひ御覧になってください。 風媒社の出版案内は下記を参照ください。 ⇒ http://www.fubaisha.com/search.cgi?mode=close_up&isbn=0532-2 |